ビットコインではじめるブックメーカー

ブックメーカーにおけるビットコインの認知度はどの程度なのか

認知度

世界中に数多く存在するブックメーカーの運営業者の中には、自社で運営しているサイトでビットコインをつかった決済を認めているところがあります。しかし、ビットコイン自体の認知がまだ進んでいる最中であるため、ブックメーカーにおけるビットコインの認知度は低い状況がもうしばらく続くことが考えられます。

その大きな理由として挙げられるのは、大手の運営業者の中に決済方法として採用しているところが少ないことです。P2Pネットワーク型の決済網を持つ仮想通貨は、歴史はまだ浅くて技術も発展途上であり、取引におけるトラブルもしばしば起きていることや、仮想通貨の値動きが激しく取引自体にギャンブル性があることなどから、業者は決済手段に追加する決断をしかねているのが現状です。

日本国内では、競馬や競輪などの公営ギャンブルを除き、賭場を開設することも賭けに参加することも罪に問われるため、ブックメーカーはニュースで存在を聞く程度であまり認知されていません。そのため、ブックメーカーでビットコインが使える場合があることすら知らない人はたくさんいます。仮想通貨の認知度自体は決して低くはありませんが、日本で取引所を運営していた会社の経営者が逮捕され、その後取引所自体の運営ができなくなった出来事があったため、ネガティブなイメージで捉えられることが多いです。

しかし、2016年秋頃に電子マネー口座のサービスを行っている一部金融業者が、自社の口座を経由した入出金を禁止し、その入出金の代替手段として仮想通貨が注目されるようになりました。このため、ブックメーカーにおける仮想通貨の認知度が今後急速に高まる可能性があります。